浮気された後の、努力があなたを幸せから遠ざける？
愛されるために自分を偽っていませんか?
人はあまりにもショッキングな出来事に遭遇すると、そのつらさから逃げることがあります。例えば彼の浮気が原因で別れてしまった場合、女性としての自尊心がボロボロに傷ついてしまいますよね。そんな心の痛みに向き合うのがつらすぎるとき、そこから逃げるようにして、過剰な外見磨きに走ってしまうことがあるのです。
なぜ外見磨きに走るのか？
多くの女性は、彼が浮気に至った原因を追求したくなります。原因がよくわからないまま、理不尽な苦しみを受けるのは余りにもつらいので「なぜ私はこんな目に遭わなければならないのだろう？」という疑問に納得がいくだけの答えが欲しいのですよね。でもこれといった原因が思い当たらなかったとき、今度は自分の中に原因を探そうとします。
自分の中に原因を探っていくと、外見上のコンプレックスにたどりつくことが多いようです。そして
「彼が浮気したのは、私が一重まぶただからだ」
「彼に裏切られたのは、私の胸が小さいからだ」
と、自分が抱いたコンプレックスを浮気された原因に結びつけてしまいます。こうして、もう二度と傷つくことがないように、コンプレックスを隠すための外見磨きにのめり込んでいくのです。
愛されるために外見を磨くことで招く悲劇
彼の浮気の原因を自分のコンプレックスと結びつけてしまった人は、別の男性との出会いがあっても、外見磨きをやめられないことがあります。必死に自分を隠すのは、彼から愛されたいし、嫌われたくないし、失いたくないから。それだけ大事な人なのですよね。でも、そんな大事な人に隠し事をしている……なんとも後ろめたいですよね。
「この胸が背中の肉を寄せ集めただけなんて知られたくない」
「本当は一重まぶたなのに、パッチリ二重にしているだなんて知られたくない」
「彼にうそつき女や詐欺だなんて思われたくない」
どうしても知られたくないから、さらに自分を隠そうとしてしまう……。ですから楽しいはずのデートも、「今日こそバレるんじゃないか？」とビクビクしたり、バレないように壁をつくってこれ以上親密にならないようにしてしまうこともあります。
せっかく彼から外見を褒められても、本当の自分を愛されているという感覚が得られにくいので素直に喜べません。素直に喜べないわりに、褒めてもらえないと「私はこんなに努力しているのに、どうして褒めてくれないの！」と彼に対して恨みがましい気持ちが出てきてしまうこともあります。そんな様子は彼に何となく伝わりますから、徐々に気持ちが離れていってしまいます。
外見磨きのスパイラルから抜け出すために
痛々しいまでの外見磨きから抜け出すための最初の一歩は、大事な彼を愛したい気持ちより、愛されたい気持ちが常に上回っていることに気づくことです。皮肉なことに、愛してもらおうとしている間は思うように愛されないもの。自分を隠し、ごまかすことに使っているエネルギーを彼を愛することに使おうとしてみてください。
そうすると、愛をもらおうと必死になって自分を偽っていたときよりも、ずっと大きな愛を得ることが出来るようになっていきます。その頃には、元彼の浮気の原因が、自分のコンプレックスとはあまり関係がないことに気づくことも出来るかもしれません。（exciteニュースより引用）
＜コメント＞
浮気後の外見磨きが幸せを遠ざけるとは、おもしろいテーマですね。
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